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25/11/7

中編演劇作品「天使を喰う獣」配信開始

中編演劇作品「天使を喰う獣」配信開始

UPSIDE DOWN(以下アプサイ)の中編演劇作品「天使を喰う獣」が本日より配信開始となります。演劇作品を映像化するプロジェクト「FREAK SCREEN SHOW」の第6作にあたり、2025年最後のアプサイ作品となります。
1945年、終戦の近づく某国の滞留収容所で "天使" と呼ばれる看守とひとりの少女が出逢います。歴史上の事実から着想をえて描かれた壮絶な物語。出演は建山史奈、柏良美沙紀、華廉、桜乃遥香、十色恵理。字幕は日本語・英語を選択可能です。本編映像47分のほか、28分間のメイキング映像もあり。ぜひ本編視聴後にあわせてご覧ください。

▼ TOBY WASNOBODY(脚本・演出)コメント
この作品をようやく形にできたことをまず心から嬉しく思います。アプサイ結成初期からずっと考えていたもののなかなか機会に恵まれなかった作品です。終戦80年という節目に今年こそはと製作させていただきました。たくさんの方に協力していただいて、キャストさん全員に精神すりへらしてもらうほど頑張っていただいて、今日ようやく世に出すことができます。僕自身にとっても大切な作品となりました。是非たくさんの方に見ていただきたいです。私たちの願いが80年後にかなっていることを祈って。どうぞご覧ください。

年内最後の新作発表となりましたが、アプサイの2025年はまだまだ終わりません。続報もお見逃しなく。

25/10/31

中編演劇作品「ドロップデッド」配信開始

中編演劇作品「ドロップデッド」配信開始

UPSIDE DOWN(以下アプサイ)の中編演劇作品「ドロップデッド」が本日より配信開始となります。演劇作品を映像化するプロジェクト「FREAK SCREEN SHOW」の第5作にあたり、下劣ラブコメもどき「赤春学園」シリーズの最新作です。
日本っぽい国のどこかにある私立赤春学園高等学校。ひとりの風紀委員長に恋をしてしまった三人をめぐってハイテンポ&ハイテンションに怒涛のラブコメもどきが展開します。出演は桜乃遥香、拓H!romu、有阿まる、笹木蓮、石川花奈。字幕は日本語を選択可能です(来月英語字幕追加予定)
本編映像46分のほか、3分間のNGシーン&オフショット集もあり。ぜひ本編視聴後にあわせてご覧ください。

▼ TOBY WASNOBODY(脚本・演出)コメント
「プランB」上演からもう8年という月日が経ってしまいました。あれがまさに「アプサイといえばハイテンポ」と一部のファンの方々に認識されてしまうキッカケとなった諸悪の根源でしたね。もちろん作者の自分自身もこのジャンルに味をしめてしまったことは否定できませんが…
もともと「感動要素なんかいらねぇ」というキャッチコピーで始まった赤春学園の物語ですが、今回はシリーズ初のエモい展開とオチになったような気がします。僕も丸くなっちゃったんでしょうか。基本ひっでぇプロットのひっでぇキャラクターたちだから、ひっでぇ人生を歩んでほしいんですが今回、特に主人公3人についてはそうできなかった。こいつらはいつまでも末永く仲良くバカをやっててほしいですね。
そして前2作からそれぞれ復活を果たしたキャラクターがふたり。アプサイ常連女優となりつつある石川花奈さん、今回は「ゲームオーバー」で演じていただいた可愛杉益代のその後をやってくれました。そしてもうひとりのキャラクターは…これは本編を見てのお楽しみに。ただでさえゴチャゴチャしている本編をより掻き乱すことができた気がして何だか楽しかったな。
さて赤春学園シリーズ、いちおう今回で完結とするつもりではありますが…たぶん皆さんが忘れた頃にまた新作つくります。暗くて重たいテイストの作品が過半数を超えるアプサイにとって、このジャンルはかなり貴重なので。もしかしたら次は蜜芽恋(演:笹木蓮くん)を掘り下げる話になるかもしれないし、はたまた全然ちがう世代の新しいキャラクターたちの話になるかも。いずれにしても、いつか再び来るその日まで。赤春学園に栄光あれ。
(追伸)NGシーンが盛りだくさんとなっていますが、これは決して出演者たちが台詞入れをサボったわけではないです。むしろ全員すごく頑張りました。台本の完成原稿およそ20ページという膨大な量を、本番の1週間前、稽古回数残り1回というタイミングで受け取っています。そりゃあ、こうなります。どうかご理解ください。この人たち普段はもっとできる人たちです。

次週11/7(金)からは中編演劇作品「天使を喰う獣」が配信開始予定。お見逃しなく。

25/10/24

短編演劇作品「ほつれたものたち」配信開始

短編演劇作品「ほつれたものたち」配信開始

UPSIDE DOWN(以下アプサイ)の短編演劇作品「ほつれたものたち」が本日より配信開始となります。演劇作品を映像化するプロジェクト「FREAK SCREEN SHOW」の第4作にあたり、2016年にアプサイが上演したオムニバス公演の演目のひとつ「糸」をリメイクしたものです。
ひとりの講師とひとりの学生をめぐる会話劇で、叙述トリックが組み込まれた約19分間のヒューマンドラマとなります。出演は瀬上祐輝、華廉、河村映楽、拓H!romu。字幕は日本語を選択可能です(来月英語字幕追加予定)
本編映像のほか、特典映像「スクラブル・パーティー」ではキャストたちが再び集結。劇中に登場するゲーム「スクラブル」を実際にプレイしながら、本作の稽古期間から撮影までを振り返ります。笑いあり、涙はないけれど少しだけしみじみ。ぜひ本編視聴後の余韻にあわせてご覧ください。

▼ TOBY WASNOBODY(脚本・演出)コメント
学生時代、もともと映画監督になりたくて演劇から学びはじめた僕にとって刺激的だったのが、抽象演劇だからこそ通用するトリックでした。「そうか、映画じゃなくて演劇ならこんな《仕掛け》をつくることができるんだ!」と胸がおどったし、デビュー作から早速その《仕掛け》を取り入れさせていただきました。その頃から観客の皆さんをアッと驚かせることが何より大好きな性悪作家でしたね。
アプサイを結成してからも「すてら」「幸福の王子」「オーケストラの歯車」など時折そういったトリックを用いた作品をつくらせていただきましたが、この「ほつれたものたち」の原型となった「糸」は特にそれをストレートに出したような作品でした。結成5周年に再演した際に少しだけ味つけをして、今回はタイトルも変えて内容も大幅にアップグレード。初演と同じ要素といえば男主人公の職業、女主人公の名前、そして後半から明かされるふたりの関係性くらいでしょうか。幼少期に僕自身がよく遊んでいたスクラブルを登場させたり、劇中には知人や恩師の名前を使わせてもらったり、なんだかすごくパーソナルなものになってしまった一方で、しかし同時にキャラクターそれぞれの人間性を深めることができたかなと思います。フレッシュな新世代キャストや美しいビジュアルと共により魅力的に生まれ変わった本作、ぜひ最後までお楽しみください。

次週10/31(金)からは中編演劇作品「ドロップデッド」、その翌週11/7(金)から「天使を喰う獣」が配信開始予定。いずれもお見逃しなく。

25/8/10

最新作「マカリッジ」主演キャスト解禁

最新作「マカリッジ」主演キャスト解禁

UPSIDE DOWNが2025年下半期に制作する新たなオリジナルドラマシリーズ「マカリッジ」。今春に実施されたオーディションを経て、同作品の主演をつとめるキャストが桜乃遥香(画像左)と瀬上祐輝(画像右)の2名に決定しました。
本作はこれまでUPSIDE DOWNが手がけてきたオリジナルドラマシリーズ「MASQUE」「JUVENiLE」同様にふたりの主人公の活躍を描くバディもの。作品について現在公開できる内容としては壮大なテーマを背負った完全新作SFシリーズであるということです。また本作は過去に制作した「TWENTY FACE SAGA」のようなシェアードユニバース企画の一端でもあり、まったく新たな世界観を描く第1作という立ち位置になります。
福岡の演劇界を中心に第一線で活躍する桜乃さんと瀬上くんは本作ではじめて共演。それぞれ強烈なキャラクター性をもった主人公「シグレ」とその相棒「タマ」という役どころでバディを組むことになります。本作のストーリーの全貌、そして今後のシリーズ展開についていち早く知ることとなったふたりは一様に「すごく楽しみです」と目を輝かせてくれています。我々としても、このふたりの見せる化学反応が今から楽しみです。
ふたりを取り巻くメインキャスト、各エピソードに登場するゲスト出演者、そして本作で起用させていただけることになった主題歌など新しい情報は今後あらためて少しずつ解禁させていただきます。ぜひ続報をお待ちください。

25/8/10

FREAK SCREEN SHOW 3作品 配信開始

FREAK SCREEN SHOW 3作品 配信開始

演劇×映像 新企画「FREAK SCREEN SHOW」の先陣を切ることとなった3作品「JB」「チョコとバニラ」「幸福の王子」本日から配信開始となります。
「JB」は代表TOBYが学生時代にはじめて書いた脚本(当時は所属演劇部の身内でのみ上演)をリメイクしたもの。仮想1990年代の合衆国某州で巻きおこるショービジネス×ダークファンタジーを絡めたコメディです。アプサイの原点的作品を、「サクラとハジメ」から続いて出演する柏良美沙紀さん、初出演の笹木蓮くん、吉永悠人くん、石崎胡桃さん、そして盟友いっくんが賑やかに彩ってくれました。
「チョコとバニラ」は過去に2度アプサイで上演した短編作品。今回は2024年版、明吉晏由さんの主催団体「きゃっとらびっと」で披露されたバージョンを撮らせていただきました。本作を深く気に入っているという明吉さんみずから演出と出演、その相棒として荒木佳奈さんが黒猫チョコを演じます。
「幸福の王子」はオスカー・ワイルド原作の童話をもとにアプサイ流の視点で新解釈。2016年に上演した一人芝居を今回は盟友・石川花奈さんに主役を引き継いでいただき再演。石川さんのおかげで求めたイメージそのままのクオリティに仕上がり、アプサイが名作として誇れるものがまたひとつ誕生しました。
それぞれ独立した作品として制作しましたが「魔法」や「王子様」など一部のキーワードやストーリーラインは似通ったものがあり、意図せずして精神的につながったような3作品となりました。是非お楽しみください。そしてもしもよろしければ出演者たちや団体にとって大変はげみとなりますのでレビューの投稿もお待ちしております。

25/8/10

全作品&最新作 永久無料解禁

全作品&最新作 永久無料解禁

いつもUPSIDE DOWNの活動を見守ってくださる皆様にお知らせです。「アプサイ全作品の完全無料配信」を本日からスタートします。つまり新作3本ふくむ全作品がいきなり永久無料の視聴が可能となります。約10年前まだアプサイを結成したばかりの頃、格安入場チケットや無料公演などを頻繁に企画していた頃にこのたび立ち返ることにしました。
やむをえないことではありますが、チケットにかぎらず価格高騰せざるをえない昨今でせめて我々のつくる作品は変わることなくお手軽に。団体側の収入を優先するのではなく、もっと多くの方々に楽しんでもらえるように、そして願わくばその人にとって新しい世界の入口となるように。
もちろん今後企画する有観客演劇公演や上映イベント、各種グッズなどは有料となりますが、基本的に作品そのものは誰もがいつでも好きな時に見られるようにしてまいります。活動11年目、今後ともどうぞよろしくお願い致します。

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