戦後80年の今年は報道番組でも映像作品(過去作も含む)でも「反戦」について発信するものをたくさん見ましたが、日本人が触れるものとしてはとても新鮮(という言い方もおかしいですが)でした。私は映画は大好きでよく観ますが、演劇・舞台については全然知識はない者です。ド素人です。でも、おそらく細かなところまでこだわり、映像との融合をしっかり意識されて制作されたのだろうなあと思いました。舞台ではないから、身振り手振りが大きいということはなく、その分、俳優さんたちの言葉の抑揚や目つきなどでしっかりしっかり訴えかけてくる感覚でした。タイトルの「獣」には本当にたくさんのことが当てはまると思いました。人の愛とか業とか、抗いようのない歴史とか…勝手な解釈ですが(汗)鑑賞後もすごく引きずってます。素晴らしい配信ありがとうございました